アタラ合同会社
- 業種
- デジタルマーケティング
- 規模
- 50人以下
- 導入内容
- rakumo ワークフロー
rakumo ワークフローで全体像が不透明だった経費申請を見える化
課題
- 従業員規模の拡大に伴い全体像が不透明になった口頭決済の可視化
決め手
- リモートを基本とした働き方に適応するスマートな承認フロー
導入効果
- 多岐に渡る経費申請の一元管理と目的意識の共有を実現
御社の会社概要をお願いします。
弊社はデジタルマーケティングを中心としたコンサルティングを提供する会社です。特に運用型広告と言われる、Google、Yahoo!、Facebook、Amazonといった、勢いのある広告メディアでいかに効果的に成果を上げてマーケティング活動を成功するか、というニーズに応えた結果、広告運用に関わるコンサルティングが中心となっています。
一方で広告運用を含め、デジタルマーケティングで戦略を練るには、データの活用が欠かせません。インターネット広告から取れるさまざまなデータをどんなふうに整えるか、という観点で自社製品の『glu』をはじめとするソリューションを提供し、導入やデータ活用のコンサルティングのニーズも高まっています。
rakumo ワークフローで全体像が不透明な経費申請を見える化
今回はrakumoワークフローをご導入いただきましたが、そこに至る経緯や課題はどのようなものでしたか?
弊社はそこまで組織も大きくなかった事から、承認フローシステムを実装せず、社長や役員に直接相談する口頭決済がほとんどだったのです。人が増えてくるに従い、承認が取れるまでのタイムラグや領収証を経理担当に引き渡すタイミングが遅れる等の細かなズレが課題になってきました。また、経理処理が終わったあとに把握しきれていなかった決済が出てくるなど、必要経費の全体像が不透明で見える化する必要もあると考えました。
CRMツールを導入しているので標準で搭載されていた承認フローの機能を使う事も検討していましたが、今度は規模感が合わず、多機能すぎて使いづらかったため、違う方法を探すことになりました。
弊社では代表の杉原がもともと前職はGoogle社にいたので、慣れ親しんでいることもあり、創業当初からスケジューリングなどに G Suite (※導入初期はGoogle Apps)をずっと使い続けているので、これにアドオンできないかと思って探してみたところ、rakumoさんにいきついた形です。
なるほど、承認フローや決済の事務処理的な問題解決と、ツールとしての使いやすさが求められたのですね。
その通りです。他には、弊社はリモートでの働き方を基本としていますので、コンサルタントはほとんど会社以外の場所で活動しています。よって、承認者と会う頻度が高くないので、外部から承認できるスマートさも欲しかったですね。
rakumoワークフローはいつご導入いただいたのですか?
2018年11月から使っています。導入もかんたんでしたし、使い方もすぐに覚えました。また弊社用で活用できる申請の種類も増やしていて、ほとんどのフローはカスタマイズして、新しく作りました。
カスタマイズが面倒だったら嫌だな、と思っていたのですが、やってみると簡単ですぐに用意することができましたね。
rakumo ワークフローで多岐に渡る経費申請の一元管理を実現
実際に使ってみて課題解決になりましたか?
もちろんです。出張やセミナーへの参加、イベントの企画、書籍の購入など、rakumoワークフローで使っている経費申請の種類をみると、改めて承認フローが多岐に渡っていたのだと実感しましたね。経費申請があらゆる面で一元管理できるようになったのは、業務効率化という部分では非常に大きいと思います。
また、経費の流れが見えるようになったので、経理担当者はもちろん、われわれ経営層の人間にとっても良いことも多いのです。例えば、参考書籍の購入は大切な必要経費ですが、メンバーによっては、申請が面倒だと自費で買ってしまうことも多かったと思います。それがカジュアルに申請できるようになったので、みんなが面倒がらずに申請するようになりました。他にも人によって特定の申請を頻繁にする人や、逆にまったくしない人など、偏りや傾向があることも分かってきました。これは一例ですが、そのようなことからも会社としての課題発掘にもつながりますね。これもrakumoワークフローのおかげだと思っています。
見える化を実現して、なおかつ課題の掘り起こしまでするなんて、さすがコンサルティング会社さんですね。
ワークフローが整理できたことで、運用方法が変わったことなどはありましたか?
弊社ではイベントを開催することが多々あるのですが、費用申請をする際に必ずその理由も記載してもらうことにしています。上長らに向かってちょっとしたプレゼンをするような体裁になるので、目的意識の共有に役立つようになっています。
また、スマートフォンからの承認ができるようになったのも大きいですね。これによって、我々が外部にいるときでもスピーディーに決済がおこなえるようになりました。ちなみにスマートフォンで承認すると押印される様子がアニメーション表示されるのですが、個人的にとても気に入っています(笑)。
rakumoに要望などはございますか?
先ほども少し触れましたが、経費申請の傾向から課題の発掘ができるケースが意外に多いのだと気が付きました。ですから、経費の種類による傾向などが視覚化できるダッシュボード的な機能があると良いと思います。せっかくカジュアルに申請できるようになったのですから、次のテーマを見つけられるようにするとさらに発展性のある運用ができるようになると思います。
素晴らしいご意見をありがとうございます!持ち帰らせていただき、さっそく検討したいと思います。本日はありがとうございました!
(取材時期:2019年9月)
事例で利用されている「便利な機能」
rakumo ワークフロー
会社名:アタラ合同会社
代表者:CEO 杉原 剛
資本金:23,550,000円
事業内容:
・Web APIを活用したテクノロジー・ソリューションの開発
・運用型広告を中心としたマーケティングの戦略立案、体制構築、運用支援などの自走化支援
・アトリビューション分析コンサルティング
従業員数:グループ会社含め46名(2018年7月現在)
*掲載内容は取材時点のものです。