
rakumo キンタイ の便利な機能一覧
rakumo キンタイは、様々な働き方に柔軟に対応し、勤怠情報の正確な把握と自動集計により煩雑な手作業がなくなります。長時間労働を防止するアラート機能や多様な打刻方法、年次有給休暇の自動付与などの機能を備え「働き方改革」を強力にサポートします。また、他の rakumo シリーズと連携することで、より利便性が向上します。
会社全体の「働き方」を可視化するダッシュボード
自社の勤務状況を俯瞰してヘルスチェック
社員全体の勤務状況を俯瞰し「働き方改革」を支援するダッシュボードです。任意の勤務形態を選択(複数選択可能)し、該当するスタッフに関するデータがまとめて一つのダッシュボードで表示されます。作成・閲覧は、キンタイ管理者のみ可能です。ダッシュボードの活用で、個別の対応が必要なスタッフの把握・チェックができます。




ダッシュボードで可視化されるデータ






働きすぎ防止や打刻忘れのアラート機能
超過勤務やうっかりの打刻忘れなど柔軟にアラート
勤務形態ごとに、アラート通知の設定が可能です。
- 出勤簿のアラート(スタッフ向け)打刻忘れや、休暇中の打刻のアラートなど
- 働きすぎのアラート(管理者向け)36協定の締結月を起算として、複数パターンのアラートが可能です。管理者は超過の危機を事前に察知できます。
特定の人にはアラートを出さない設定も可能です。
- 対象者用の勤務形態を作成し設定します。詳しくは、下記サポートページを確認ください。
rakumo キンタイでの「管理者」について
- rakumo 管理者が任意に rakumo キンタイの管理者を追加し、設定します。
- 複数人の rakumo キンタイ 管理者を設定できます。
- rakumo キンタイの管理者は、管理画面から各種設定をすることができます。
- rakumo キンタイのアラート機能は、管理者設定されたメンバー、もしくは、直属の上長にメールで通知します。
- rakumo キンタイの管理者になる人は、人事業務をメインに担当している部署や担当者を想定しています。

法律を基にしたアラート設定例
働き方改革関連法の「時間外労働の上限規制」や「月平均時間」等を考慮した例をご紹介
法律を基に下記を前提として設定した場合の設定例
- 原則として時間外労働(休日労働含まず)が、月45時間・年360時間まで
- 36協定の特別条項にて、時間外労働が月45時間を超えることができるのを年間6回までと設定
- 1年を通して、常に時間外労働+休日労働の合計が月100時間未満、かつどの2~6か月をとっても、月平均80時間以内
- 時間外労働の合計が、年720時間以内
- 所定休日 土曜日、法定休日 日曜日
※36協定の届け出内容や各企業での考え方にもよるため、あくまでも一例となります。
各項目別のアラート設定例
2) 2ヶ月〜6ヶ月平均で月間80時間を超える時間外労働が発生している場合
様々な打刻方法
ICカード、PC、モバイルなど働き方に合わせた打刻方法
2種類のICカード打刻(①専用打刻機 ②スマートフォンを打刻機としたアプリからの打刻)、パソコン(Webブラウザ)、モバイル(スマートフォンアプリ)、などの打刻方法があり、複数組み合わせて自由にご利用いただけます。


多様な勤務形態への対応
フレックスタイム制度や裁量労働制、自社独特の勤務形態など柔軟に設定・登録
労働時間制を選択・名称を決定した後、詳細な設定が可能です。
【設定項目一覧】
- 年間カレンダー
- 日毎の勤務を規定する勤務パターン
- 労働時間と時間外労働の定義と申請の設定
- 深夜勤務の定義と申請の設定
- 休日出勤や振替出勤に対する代休の自動付与設定
- 遅刻や早退の取扱に対する設定
- 出勤簿の設定
- 休暇の自動付与設定
- 休憩時間の取得方法
- 打刻や労働時間集計の丸め設定
- アラートと通知の設定

会社の休みが異なる部署やスタッフを管理する
年間休日カレンダーと勤務形態を組み合わせる
年間休日カレンダーを複数持てるので、部署やスタッフによって会社の休日が違っても、組み合わせることで柔軟な勤怠管理が行なえます。

詳細なCSVデータ出力機能
簡単にどの給与システムにもデータ出力ができる
- 集計された勤怠データをCSV出力して、給与システムへ取り込み可能
- CSV出力設定は、必要に応じて複数パターンを登録可能(取込み先ソフトごとなど)
- 出力項目は、勤務形態、出退勤時刻、労働時間、休暇情報 等、全部で100項目

見やすく使いやすい 詳細な出勤簿
個々人の勤務状況を見やすく詳細に把握・管理
個人の出勤簿を見やすく一元管理できます。労働時間や休暇取得状況などの集計情報の管理、出退勤打刻や休暇申請の操作、アラート情報の確認など、出勤簿上でまとめて行うことができます。また上長は部下の出勤簿の確認が可能です。

出勤簿の印刷
打刻を手入力や手修正した場合には警告表示
出勤簿印刷上で、ボタン等で打刻した場合と区別できるように、「空状態」から「手入力」をしたときに、警告欄に警告が表示されます。
警告欄に表示される内容
- 出勤打刻の場合 :「出勤手入力」
- 退勤打刻の場合 : 「退勤手入力」
- 両方の場合 :「出退勤手入力」
- 出勤打刻修正の場合 : 「出勤修正」
- 退勤打刻修正の場合 : 「退勤修正」
- 打刻修正の場合 : 「出退勤修正」


急なテレワークでも安心
自宅からも外出先でもいつでも出退勤打刻
PC打刻・モバイル打刻でどこからでも打刻ができます。モバイルではGPSの位置情報を付加します。モバイル打刻の場合は、出勤簿の打刻時間に住所も表記され、地図サイトにリンクします。また、モバイルからでも「休暇申請」が可能です。


年次有給休暇の自動付与
有給休暇管理がラクに。柔軟な付与方法が設定可能
勤続勤務年数や所定労働日数など、一定の要件を満たした際には「年次有給休暇」の付与することが法律で決められています。付与方式を、入社基準・一斉付与基準など柔軟に設定でき、自動で付与すること可能です。また、個々人に付与される日数の違いもプレビュー画面で事前に確認できます。

時間単位休暇が簡単に取得できる
個々人の事情に合わせて働きやすく柔軟に休暇を活用
「年休」、「子の看護休暇・介護休暇、会社独自の休暇制度」などの休暇を時間単位で取得できるように設定・運用できます。取得するためには「時間単位休暇申請」を利用します。

【参考】時間単位年休とは(厚生労働省資料)
- 既存の年次有給休暇を5日分を上限として時間単位で取得するもの
- 時間単位年休の繰越は、付与日から1年間で、5日分が上限
- 時間単位年休を繰り越すと、繰り越し分も含めて5日が上限になる
- 時間単位年休1日あたりの時間数を決めておく必要がある
- 必ずしも所定労働時間と同じでなくてもよい
- 例えば、所定労働時間が7時間30分であれば8時間にしてしまってもよい
- 時間単位の最小単位を決めておく必要がある(原則: 1時間)
- 時間単位年休の取得は有給取得義務5日にカウントできない
- 年次有給休暇取得義務の5日は半休、全休で取得しなければいけない
年休の取得状況を簡単把握
年次有給休暇を5日間取得しているかどうかすぐに確認できる
年次有給休暇が10日以上付与されるスタッフには、付与日から1年間の間で5日取得義務が発生します。スタッフがどれだけ年休を取得したかどうかを管理者は簡単に確認できます。
- 「5日取得義務の対象期間」で「付与日〜1年間」の期間を選択。
- 年度を切り替えると「5日取得義務の対象期間」がその年度に付与されたものに切り替わります。
- 上長は自分の配下のスタッフのみ閲覧可能。管理者は全スタッフを閲覧可能です。
- 取得日数が5日未満のスタッフを絞り込むことができます。
- 「年休管理簿」では、各スタッフの年度ごとの年休の取得状況を表示できます。


スタッフの勤務状況・管理を一覧把握
一覧表示や絞り込みで対象スタッフの状況を簡単閲覧
スタッフの勤務状況
- 労働時間や日数、時間外労働や深夜藤堂時間、有給取得日数などを表示
- アラート数が表示され、管理者から対象スタッフに個別の通知メッセージを送信可能
- 勤務形態やアラートがあるスタッフを対象とした絞り込みが可能
スタッフの管理
- 社員番号、部署、勤務形態、入社日、退職日などを表示
- 対象スタッフの、勤務形態や入社日の一括変更が可能
- 各項目での絞り込みが可能



休暇種別を自由に。プリセットデータも複数用意
休暇種別を柔軟に設定可能、プリセットデータでスムーズに運用
休暇種別の作成・編集が簡単に行えます。プリセットデータとして7種類あらかじめ用意しているので、自社に合わせて編集・設定し活用できます。
プリセットデータ種類
年次有給休暇・代休・欠勤・産休・産後休暇(無給)・育児休暇(無給)・介護休暇(無給)・傷病による休職
編集・設定可能項目
名称・略称・表示名・申請時の説明・区分・出勤率に含めるかどうか・取得単位・事前に付与する・既定の取得期限・取得日の選択方法・申請時に理由の入力を必須にする


アラート発生スタッフに個別にメール
出勤簿未提出や、必要な申請をスタッフにメッセージ(メール)でお知らせ
アラートが発生しているスタッフに対して、管理者がメッセージ(メール)を送ることができます。1ユーザーずつ送るほか、画面右下の「一括通知」ボタンを押すと、画面内に表示されているスタッフにまとめてメッセージを送信することができます。


申請・承認の状況を素早く検索
「自分の申請」や「(スタッフの)承認・確認」など必要な情報を取り出しやすく
スタッフ向け
「自分の申請」画面 : スタッフ自身の申請に対して、キーワード検索、申請区分、申請日(期間)、状況での絞り込みが可能。
管理者向け
「承認・確認」画面 : スタッフからの申請に対して、 キーワード検索、申請者、申請区分、申請日(期間)、状況での絞り込みが可能。


申請経路をカスタマイズ(ワークフロー連携)
申請内容によって申請経路を柔軟に編集
rakumo ワークフローを利用すれば、rakumo キンタイで使用する申請経路を編集することができます。ワークフローの申請経路と同様に、承認ステップや回覧ステップを追加したり、申請書の入力内容に応じた経路の分岐設定を行うことが可能です。また、申請書ひな形が9種類プリセットされています。(休暇申請、時間外勤務申請 等)
※別製品の rakumo ワークフロー が必要です。

ワークフロー運用管理画面 > 申請経路の管理 > 「rakumo キンタイ申請経路」

ワークフロー運用管理画面 > 申請書ひな型の管理 > 申請区分「rakumo キンタイ申請」
カレンダーに自動で休暇登録(rakumo カレンダー 連携)
rakumo キンタイからの休暇申請が承認されると、「休暇」の予定がカレンダーに自動登録
rakumo キンタイからPC・スマートフォンで休暇申請をした場合、承認後は自動で rakumo カレンダーに休暇の登録がされます。改めてカレンダーへ休暇予定の登録をする必要はありません。
※別製品の rakumo カレンダー が必要です。

