Google Workspace アップデート情報
公開 2024.07.26

【2024年7月版】 Google Workspace 注目アップデート情報

Google Workspace の注目アップデート情報をまとめてご紹介します。

※記事の情報は2024年7月現在のものになります。

Google Chat のスペースにメールを送信する

Google Chat のスペースの管理者がスペース向けのメールアドレスを作成すると、メンバーは、スペースに対してメールを送信や転送ができるようになりました。

メールがスペースに送信されると、メンバーはその内容について議論したり、優先順位をつけてスペース内の別のメンバーに割り当てるなどのさまざまな方法で対応することが可能になります。

この機能は Google Workspace を利用するのすべてのユーザーが対象です。

◆ Google Chat のスペースにメールを送信する

スプレッドシートで特定の変更があった際にメールで通知する

スプレッドシートで、条件付き通知がリリースされました。

この機能では、例えば列の値や特定のセル範囲に変更が加えられたなど、特定の変更があった場合スプレッドシートで発生した変更と更新者に関する情報が記載されたメールが届きます。また、自分以外の他のユーザーへの通知を設定することもできます。

この機能の Google Workspace 対象エディションは下記になります。

  • Business Standard / Plus
  • Enterprise Starter / Standard / Plus
  • Education Plus
  • Enterprise Essentials
  •  

◆ スプレッドシートで特定の変更があった際にメールで通知する

Google Meet で複数のパソコン同士のハウリング防ぐ機能をリリース

Google Meet に複数のパソコン同士でのハウリングを防ぐ 「アダプティブ オーディオ」 がリリースされました。

この機能では、室内に複数のノートパソコンがあることを自動的に検出し、マイクとスピーカーを同期させて全員の声をクリアに聞くことができるようになります。

複数のメンバーがが会議室に集まって自分の手元のマイクとスピーカーを使って会話できるので、 Meet 用のハードウェアがある会議室が利用できない場合や、備え付けのハードウェアが動作しない場合などに便利です。

この機能は、以下アドオンを利用する Google Workspace ユーザーが対象になります。

  • Gemini Enterprise
  • Gemini Business
  • Gemini Education / Geminii Education Premium
  • AI Meetings and Messaging

◆ Google Meet にアダプティブ オーディオを導入: 複数のノートパソコンで臨時の会議室を作る

【その他のアップデート情報】 Google Chat

Google Chat のスペースへの参加リクエスト
Google Chat でスペースへのリンクを受け取ったユーザーが参加をリクエストできる機能が導入されました。

新しい Chat API 機能でスペースを広範に管理
Google Chat のスペースの管理者が広範なスペースを一括で管理できる、 Chat API の新機能がリリースされました。

【その他のアップデート情報】 Google スプレッドシート

クライアントサイド暗号化が適用された Excel ファイルを Google スプレッドシートで編集する
2023年にリリースされたクライアントサイド暗号化が適用された Excel ファイルを Google スプレッドシートで表示、編集できる機能が一部のユーザーを対象に一般提供を開始されました。

【その他のアップデート情報】 Google Meet

Google Meet の会議管理機能のデザインを更新
Meet の下部にある通話の設定項目のデザインがデザインが一新され、ミュート中であることや、機能が有効にされていることがさらにわかりやすくなりました。

Google Meet アドオンが Android デバイスに対応
Google Meet アドオンが Android デバイスに対応となり、外出先で Meet を使用する際にサードパーティ製アプリをより柔軟に利用できるようになりました。

Google Meet での画面共有中に、スクロールやズームが可能に
Google Meet での画面共有中に、 Meet で直接コンテンツをスクロールできるようになったほか、ズームインとズームアウトが可能になりました。

【その他のアップデート情報】 Google Meet 機器

Series One Desk 27 および Series One Board 65 デバイスとリモート制御デバイスに対するフレーミング サポートを展開
Series One Desk 27 および Series One Board 65 デバイスと、リモート制御の Meet ハードウェア デバイスに対し、ビデオ会議中のカメラ操作がよりスムーズになり、特定のスピーカーや参加者を簡単にフレーミングできるようになるサポートが追加されました。

【その他のアップデート情報】 Google ドライブ

共有ドライブ内のファイルの状況を自動ダイジェスト メールで常に把握
共有ドライブ内のファイルの状況を把握するための新しい機能として、ドライブのダイジェストをメールで送信できる機能がリリースされました。

【その他のアップデート情報】 Google スライド

Google スライドで編集、表示、コメントの各モードの切り替えが可能に
Google スライドでプレゼンテーションのコメントを表示したくない場合や、誤って編集してしまうのを防ぎたい場合などに、表示モードを簡単に切り替えられるようになりました。

【その他のアップデート情報】 Gemini

Gemini for Google Workspace のアクティビティに関する監査ログの追加について
Gemini for Google Workspace でユーザーに特定のアクティビティにトリガーされて 「アクセスされたアイテムのコンテンツ」 イベントがログイベント内で生成される新しい監査ログ機能が導入されました。

Gemini for Workspace 使用状況レポートが管理コンソールで利用可能に
Gemini for Workspace では 「割り当て済みの Gemini ライセンス」 「Gemini のアクティブ ユーザー」 「Gemini を使用しているユーザー数の推移組織における Gemini の全体的な使用状況」 といった情報を管理コンソール上のレポートで把握できるようになりました。

【その他のアップデート情報】 Google カレンダー

Calendar API で Gmail から作成された予定を識別
Calendar API で Gmail から作成された予定のイベントタイプ が 「default」 ではなく、新たに追加された 「fromGmail」 として識別されるようになりました。

【その他のアップデート情報】 音声入力

音声入力と自動字幕起こしがさらに多くのブラウザで利用可能に
Edge や Safari などのブラウザでも音声入力と自動字幕起こし機能を利用できるようになりました。

【その他のアップデート情報】 セキュリティと管理

個人情報カードおよびコンタクト サイドバーで組織名が確認可能に
個人情報カードおよびコンタクト サイドバーで、やり取りを行う相手の組織名と部門名が表示されるようになりました。

API ベースのアクションに関する監査ログをリリース
Google ドライブのログイベントを使用して、管理者はが組織のユーザーがドライブで行っているアクションを確認できる機能がリリースされました。

【その他のアップデート情報】 Classroom

Google Classroom が SIS パートナーからの成績のカテゴリと副担任のインポートに対応
教育者が OneRoster を使用して生徒情報システム (SIS) から Google Classroom に生徒を簡単にインポートできる機能に、教師がリンクされた SIS から成績のカテゴリと副担任をインポートできるオプションが追加されました。

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