資料作成がもっと楽に! NotebookLMの「Studio」機能でプレゼン資料や動画を自動生成
Google の AI ノートツール 「NotebookLM」 は、2026年3月のアップデートにより資料を読み解く 「インプット」 の強化に加え、動画やスライドを生成・編集する 「アウトプット」 機能が向上しました。この記事では、 NotebookLM の最新アップデート情報と、使い方を紹介します。
NotebookLM は 「理解するツール」 から 「アウトプットするツール」 へ
従来、 NotebookLM は、資料を読み込ませ、要約や回答を得る 「リサーチの補助」 としての側面が強いツールでした。しかし、2026年3月のアップデートにより、その役割は 「コンテンツ作成のサポート」 へと進化しました。
その中心となるのが、 Studio (スタジオ) パネル です。このパネルは、 AI が生成したアウトプット(動画、スライド、インフォグラフィックなど)を管理・編集するための専用スペースです。これにより、リサーチの結果を即座にプレゼン資料や解説動画へと変換できるようになりました。
Studio で利用可能なメイン機能は後ほど解説します。

NotebookLM の新機能
新たにリリースされた NotebookLM の主な機能と、活用のためのヒントを紹介します。
【 NotebookLM の新機能】 スライドの修正
生成されたスライドに対して、デスクトップおよびモバイルから直接フィードバックを送ることが可能になりました。
プレゼンテーションの内容を修正したり、変更を依頼したりできるようになりました。各スライドに対してスタイルや事実に関するフィードバックを送信すると、Studio パネルで素早く再生成されます。
【スライド修正のやり方】
- NotebookLM の Studio で生成されたスライドを選択し、 「変更」 アイコンをクリックします。

- 修正したいスライドのページを開き、 「このスライドのデザインをもっとプロフェッショナルにして」 「この事実関係を修正して」 といった具体的な指示 (スタイルや内容のフィードバック) を送り、 「改訂版のスライドを生成」 をクリックすると、 AI が即座にスライドを再生成します。

【 NotebookLM の新機能】 動画解説
従来の音声解説 (Audio Overview) を進化させた、解説動画生成機能です。 Gemini がソースの内容からアニメーションで解説動画を生成します。
【解説動画の生成方法】
解説動画を生成したいソースを読み込ませ、 Studio パネルの「動画解説」をクリックします。

動画解説のサンプルはこちらから視聴できます。
※本動画は Google の「NotebookLM」で生成しています。
※内容が正確ではない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
【 NotebookLM の新機能】 新しいインフォグラフィックスタイル
「インフォグラフィック」でソースをビジュアライズする際、10種類のスタイルから選択できるようになりました。
【インフォグラフィックの使い方】
- インフォグラフィックを生成したいソースを読み込ませ、Studio パネルの 「インフォグラフィック」 の 「>」 アイコンをクリックします。

- 「インフォグラフィックのカスタマイズ」 で 「ビジュアル スタイルの選択」 を行い、 「生成」 をクリックします。

- 「カワイイ」 を選択したところ、このようなインフォグラフィックが生成されました。

【 NotebookLM の新機能】 フラッシュカードの改善
フラッシュカードを 「覚えた (✔️) 」 または 「間違えた (×) 」 としてマークしたり、デッキをシャッフルしたり、間違えたカードだけを再実行できる新しい結果画面を利用したりできます。特定のカードや問題の削除も可能です。
【フラッシュカードの使い方】
フラッシュカードを生成したいソースを読み込ませると、フラッシュカードが生成されるので、生成されたら Studio パネルの該当のフラッシュカードをクリックします。

フラッシュカードではこのように 「覚えた (✔️) 」 または 「間違えた (×) 」 としてマークできます。

また、右上の ( ︙ ) をクリックすると 「セットを再開」 「セットをシャッフル」 「セットをダウンロード」 「削除」 を選択できます。

【 NotebookLM の新機能】 チャット機能の改善
AI とのチャットも、長期のプロジェクト運用に最適化された仕様へとアップデートされています。
【会話履歴の自動保存とプライバシーの確保】
これまでの会話は自動的に保存され、セッションを閉じても後で再開できるようになりました。
過去の対話の文脈を維持したまま数日後にリサーチを再開できるので、長期のプロジェクト運用でも継続的にチャットを活用できます。
【チャットから直接コンテンツ (アーティファクト) を作成】
対話の流れの中で、 「今の内容を Audio Overview にして」 「この議論をレポートにまとめて」 と依頼するだけで、チャット画面を離れることなく瞬時にコンテンツを生成できます。対話から制作への移行がシームレスになりました。
【 NotebookLM の新機能】 EPUB 形式のサポート
NotebookLM に追加できるソースに、 EPUB 形式が追加されました。
EPUB は電子書籍の標準的なオープンソースフォーマットです。これにより、専門書や長編のデジタルブックをソースとして直接アップロードし、その内容について AI と対話したり、特定のトピックを抽出したりすることが可能になりました。
まとめ
NotebookLM は、チャット履歴の保存や Studio パネルでの成果物編集が可能になったことで、日々のフローを NotebookLM でカバーできるようになりました。
まだ NotebookLM を 「読み込み専用」 のノートブックとして使っている方は、ぜひこの機会に、チャットからのアウトプットのスピードを体感してみてください。