株式会社ガッツ・ジャパン
- 業種
- リース・レンタルサービス業
- 規模
- 50人以下
- 導入内容
- rakumo ワークフロー / rakumo ボード / rakumo コンタクト / rakumo カレンダー
シンプルな使い勝手でユーザビリティを向上させ社員間の情報共有活性化を実現
課題
- 情報共有基盤の統一による運用性向上と必要な機能の追加
決め手
- G Suite & rakumoサービスによる機能の一元化
導入効果
- 使い勝手と機能の向上による情報共有の活性化
株式会社ガッツ・ジャパンは、複数に分散していた情報共有機能をGoogle Workspace(旧G Suite)に統合。同時にrakumoサービスを採用することで、機能の向上と優れたUIをユーザーへ届けることに成功しました。これにより情報共有の活性化を実現し、事業の成長へとつなげています。※G Suite は、2020年10月よりGoogle Workspace に名称が変更になりましたが、本文中では取材時のG Suiteのまま記載。
運用性を高めるために情報共有基盤のシンプル化を目指す
御社の企業概要を教えてください。
株式会社ガッツ・ジャパンは軽自動車専門のレンタカーサービス「ガッツレンタカー」をFC展開している企業です。加盟店は現在220店舗で、現在も拡張を続けています。
マスコミに取り上げられたことも多々あるので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、最もお手軽なコースでは24時間のお貸出し料金が2,000円と格安の設定になっています。もちろん、安全安心にも気を使っており、30項目におよぶ点検項目で1台ずつきちんと整備していますので、品質にも問題はありません。
おかげさまで大勢の方にご利用いただいており、最近では法人向け自動車リースを取り扱う「ガッツリース」も発足しました。今後も成長を続け、さらに多くの皆様にご利用いただけるよう努力してまいります。
rakumoサービスをご利用いただいておりますが、どのような経緯でご導入されましたか?
以前は、クライアントサーバ型のメールサービスとグループウェア、それにクラウドストレージによって情報共有をしていました。特に不自由は感じていなかったのですが、それぞれのサービスを使おうとするごとに、必要なアプリケーションを起ち上げる必要がありました。
慣れてしまえばあまり感じないことではあるのですが、ひとつのサービスに集約できれば業務効率化につながりますし、それぞれに必要だったID・パスワードの管理がシンプルになるのでセキュアでもあります。
私が前職で G Suite を使っていたので、それを社内で話したところ、すぐに試してみようという話になりました。ところが、これまで使っていたグループウェアのGUIがとてもシンプルだったので、 G Suite では少しやりづらいという意見もありましたし、スケジュールの共有もGoogleカレンダーではユーザー管理がしづらく、グループ分けが難しいという話も出てきました。
そこで、 G Suite をもっと扱いやすくしてくれるツールはないかと探していたところ、rakumoを見つけたというわけです。
導入から運用開始までがスムーズ
ということは、G Suite とrakumoはほぼ同じタイミングで使われ始めたのですか?
はい、同時期に導入しました。rakumoを選んだもう一つの大きな理由が、今後上場を目指すうえで、ワークフローをきっちりやっていこうと考えていたので、この機能も必要だったのです。以前のグループウェアにはありましたが、 G Suite にはありません。ですから、いずれにしてもrakumoの導入は不可欠だったので、同時期になりました。
そのほか、SFAもご導入されたと聞いていますが、これはどのような狙いがあったのですか?
「Senses」ですね。こちらはFCを増やしていく段階で、進捗管理をきちんとやっていきたいと思って導入したものです。例えば、契約完了からオープンまでの間でもいろいろな工程を経ていきますから、それを可視化したかったんです。そのことをrakumoの営業様にご相談したところ、同サービスをご提示していただきました。自社サービスではないのに包括的にご提案をしてもらいとてもうれしかったです。
導入はスムーズでしたか?
導入初期に勉強会を開きました。実際の画面を使って設定の仕方や使い方をみせるようなやり方です。とはいえ、そもそも G Suite を個人的に使っていた人も多いですし、rakumoのおかげで直感的に使えてしまうので、苦手な人向けのとてもやさしい内容です。
直営店もあるので遠隔地にあるスタッフに対してはGoogle Meetを使ってレクチャーしたりもしました。一部、こうした取り組みも行いましたが、すぐにみんな慣れたので現在では日常的に使うことができています。
アイデアを活かした取り組みで情報共有が楽しみに
導入時からフル活用いただいているイメージですね。rakumo Basicパックをご利用中ですが現在の活用状況を教えてください。
はい。rakumoカレンダーはスケジュール共有に使っています。グループ管理もやりやすいので、すでに日常的になくてはならない機能になっていますね。rakumoワークフローは最近になって運用を開始したところで、現在も少しずつ承認フローの移行を続けています。会社にとっては不可欠なツールなので、早急に本格運用したいです。
一番使われているのはrakumoボードですね。連絡事項や社長メッセージなどもやっていますが、みんなが気にいっているのが掲示板への投稿なんです。以前は、自分の今日の目標や気づきをメールで送っていたのですが、それだと見逃しがあったりします。そこで試しにボードを使って部署単位で共有できるようにしてみました。
共有された投稿には、コメントを書くこともできるし、グッジョブも押せます。そうした反応があると純粋にうれしいので、みんなrakumoボードを使うのが好きになりましたね。
それは社員間の活性化につながりそうな取り組みですね。
他の人がどんな仕事をしているか、どんな気づきを得ているかが見えるようになったのが大きいです。直営店が6つありますが、成績の良い店舗の店長は文章の書き方やまとめ方も上手で、振り返りも上手。それをお手本にみんなが真似るようになるので、スキルアップなどにも役立っています。
rakumoのサービスで今後使ってみたいものはありますか?
ここまで G Suite とrakumoで情報共有基盤がシンプルな形で構築できると、他のサービスも統一したくなります。例えば、rakumoキンタイやrakumoケイヒなども今後導入を検討したいと思っています。
御社の今後の抱負を教えてください。
4年前から毎年50店舗増やしていくことを目標にがんばっています。このペースで2026年には500店舗まで拡張したいと思っています。また、最初に触れましたが、リース事業も新しい事業の柱として成長させたいですね。今後もカーシェアリングをはじめ、様々な形でサービスを広げていきたいと思っています。最終的には車社会を牽引できるようなトータルプラットフォームを目指して進んでいきたいと考えています。
ありがとうございました。
(取材時期:2020年9月 ※リモートにて取材)
事例で利用されている「便利な機能」
rakumo ボード
rakumo カレンダー
*掲載内容は取材時点のものです。