bravesoft株式会社
- 業種
- アプリケーション開発業
- 規模
- 51人〜300人
- 導入内容
- rakumo ワークフロー / rakumo ボード / rakumo コンタクト / rakumo カレンダー
少ないステップでやりたいことを実現するシンプルかつ効率的なシステムを構築
課題
- 情報共有基盤のクラウド化促進にともなうシステム一元化の実現
決め手
- G Suite を中心としたグループウェア関連機能の集約を可能に
導入効果
- 直感的な操作が可能な優れたUIによって業務効率化が促進
bravesoft株式会社は、従来の自社サーバ&グループウェア環境から、 G Suite を中核とした情報共有基盤へと移行。それにともなう機能拡張やUIの強化のために rakumo のサービスを採用しました。これにより、やりたいことをすぐに実現する直感的な情報共有を実現しています。
情報共有基盤のクラウド化促進にともなうシステム一元化の実現
御社の企業概要をお聞かせください。
鈴木 様(以下、敬称略):
弊社は2005年に設立したアプリケーション開発事業者です。「最強のものづくり集団となり、新しい時代を創る。」というビジョンを掲げ、主にスマートフォン向けのアプリを作ってきました。受託の実績としてこれまでに約800本以上のタイトルをリリースしました。これは日本国内でもトップレベルの実績だと自負しています。
また、アプリケーション開発だけではなく、自社事業も展開しています。代表的なサービスは「eventos(イベントス)」で、規模を問わず、あらゆるイベント公式アプリをスピード構築することを可能にしています。
rakumo製品をご導入いただきましたが、どのような経緯からご導入されたのですか?
間宮 様(以下、敬称略):
導入したのは2018年からですね。それまでメールは自社サーバ、情報共有はグループウェアという組み合わせで情報共有基盤を構築していました。しかし、 それまでに導入していた各システムへのログインのためのID・パスワードが複数必要でそれを集約したいという要望が大きくなりました。ちょうどその頃には G mail やスプレッドシートなどの Google社のサービスを社員のみんなが使い始めていたので、ログイン情報をシンプルにするためにも情報共有基盤を G Suite に乗り換えて機能を統合しようという案が浮上し、2018年の初めから移行を開始することになったのです。
その際、できるだけ Googleカレンダーに機能を統合したいと思っていたのですが、ユーザーの組織体系が作りづらかったり、それまでグループウェアで使っていた機能がうまく統合できなくて別システム用のアカウントが必要になったり、いくつか課題が出てきました。そこでうまく G Suite と連携できる機能を提供してくれるサービスが無いか探してみた結果、 rakumo をみつけました。 rakumo のサービスなら機能を拡張しつつ G Suite と同じID・パスワードがそのまま使えるので、当初の課題解決にも貢献してくれるところも気に入りましたね。
G Suite を中心としたグループウェア関連機能の集約を可能に
ご導入は G Suite への移行と同時期におこなったのですか?
間宮:
はい。全社的に試行する時間はあったので、実運用ができそうか一つひとつ確認していきました。それに加えてそもそも Google カレンダーはほとんどの社員が以前から使っていたという経緯があったので、導入時の混乱などはありませんでした。みんなも「Google カレンダーが便利になるなら、それが一番いいな」という感じでしたしね(笑)。
rakumo カレンダーになって一番良かったのは、ユーザーの組織体系の作りやすさですね。弊社は一年ごとに組織を入れ替えたりするのでこの機能の使い勝手の良さは必須なのです。かなりのプロジェクトが同時に走っていて、チームをまたいで連携することもあるので、組織の一覧性はとても重要です。ですから、 rakumo カレンダーのグループ単位の一括指定やグループごとのスケジュール確認がしやすい点はとても便利です。
パッケージ製品をご導入いただきましたが、ほかにはどのようなツールをお使いですか?
間宮:
rakumo ワークフローですね。社内のワークフローはすべてこのツールでまかなっています。導入時に管理部のメンバーに rakumo ワークフローで必要な承認フローがすべて作れることを確認していたので問題なく導入できました。
そもそも以前からグループウェアのワークフローを使っていた経緯があったので、ユーザー側からするとあまり変わりはなかったのです。管理側が承認フローを G Suite に統一できることが大事だったので不満もでませんでしたね。
他のツールはどうですか?
間宮:
他のツールは別サービスが導入されているものもあるので、思案中のものが多いです。現状では rakumo カレンダーと rakumo ワークフローでやりたかったことはできています。業務の中でチャットツールも使うのですが、社員らが自発的にAPIで連携させて申請フローをそのまま使う機能を作ったりしているので、弊社としてはAPI連携を拡張してもらえるほうがうれしかったりもします(笑)。
直感的な操作が可能な優れたUIによって業務効率化が促進
確かに御社ならAPIを使った連携も自由自在ですものね。 rakumo を入れて一番よくなった点はどこですか?
間宮:
以前の環境で使い勝手が悪いと感じていた部分がなくなり、ツールを使う時のストレスが大きく減ったのが一番の収穫だと思います。以前はややレガシーなシステムだったので、何かの機能を使うために複数のステップを踏まないといけないようなことが多かったのです。しかし、 rakumo のおかげで直感的に操作できるようになったので、やりたいことがすぐに実現できるようになったところがとても気に入ってます。
これから試してみたい rakumo のサービスはありますか?また、欲しい機能などがありましたら教えてください。
間宮:
実は経費精算だけがいまだにスプレッドシートなんです。 rakumo ケイヒも存在は知っていたのですが、導入当時はプロジェクトコードの紐づけができなかったので採用を見送りました。しかし、最近対応できるようになったと聞いたので大変興味を持っています。
欲しい機能ではスケジュールを入れた際にその前後もブロックしてくれるとうれしいですね。 rakumo ケイヒを入れれば、移動時間などを考慮してブロックしてくれる機能もあるときいていますのでその辺もクリアになるのではと期待しています。あとは、 rakumo ワークフローに電子契約サービスとの連携機能がつくとより強力になると思いますので、そこはぜひお願いしたいです。
今後の抱負がありましたらお聞かせください。
間宮:
実は今回のコロナ禍を受けて「eventos」のアップデートを考えています。同サービスは、リアルイベントを対象にしていましたが、オンラインイベントも視野に入れ、ハイブリッドイベント向けに拡張したいのです。イベント事業は今とても大変な時期ですが、これからは人を集めるだけでなく、オンラインでも見ることができるようになってくると予想しています。そんな新しい時代のイベントに向け、充実したサービスを提供していきたいと考えています。
ありがとうございました。
(取材時期:2020年6月)
事例で利用されている「便利な機能」
rakumo ワークフロー
rakumo カレンダー
会社名:bravesoft株式会社
代表者:菅澤 英司
資本金:2億5,000万円
URL:https://www.bravesoft.co.jp/
事業内容:IT・ソフトウェア・アプリ開発・受託開発
従業員数:70名(関係会社含む:150名)
*掲載内容は取材時点のものです。