Google Workspace アップデート情報
公開 2024.03.25

【2024年3月版】 Google Workspace 注目アップデート情報

Google Workspace の注目アップデート情報をまとめてご紹介します。

※記事の情報は2024年3月現在のものになります。

Google カレンダーの予約スケジュールを改善する新しい機能

Google カレンダーでは、新しい予約スケジュール機能のオプションが新たに提供されています。
アップデート機能は以下の通りです。

  • 予約スケジュールに最大 20 人の共同主催者を追加
  • 予備のカレンダーに予約スケジュールを作成可能
  • アクセス権の委任機能が予約スケジュールで利用可能
  • [カレンダーで空き情報を確認する] を選択することで、予約スケジュールに追加されたカレンダーの空き情報を確認するかどうかを決められるように

この新機能は下記のユーザーが対象になります。

【共同主催者、予備のカレンダー、アクセス権の委任】

  • Google Workspace Business Standard
  • Business Plus、Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Education Fundamentals
  • Education Standard
  • Education Plus
  • Teaching and Learning Upgrade
  • Nonprofits

【カレンダーで空き情報を確認する】

  • Google Workspace Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Education Fundamentals
  • Education Standard
  • Education Plus
  • Teaching and Learning Upgrade
  • Nonprofits
  • Google Workspace Individual

◆ Google カレンダーの予約スケジュールを改善する新しい機能

Google Meet で複数の動画エフェクトを組み合わせ、照明と音声を改善

Google Meet ではカメラの新機能がリリースされました。追加された機能は以下の3つです。

  • 複数の動画エフェクトを組み合わせる

    ウェブ版、モバイル版の Google Meet で、背景エフェクトとフィルタ効果を組み合わせることができるようになりました。

  • 新しいスタジオライト機能

    ウェブ版の Google Meet で、スタジオレベルの照明を再現できるようになります。この機能は Duet AI for Google Workspace Enterprise アドオンでご利用いただけます。この機能を今回の初期リリースで使用するには、対象デバイスが必要です。

    ※対象デバイス : Intel Core i9-9880H (8C/16T)、Intel Core i5-1235U (2P8E/12T)、AMD Ryzen 5 5500U (6C/12T)、Apple M1 と同等以上のパフォーマンスのプロセッサーが必要

  • スタジオ サウンド

    会議音声の音質を、 AI を使用して改善します。この機能は Duet AI for Google Workspace Enterprise アドオンで利用可能です。

この新機能はすべてのユーザーが利用可能です。特定の動画エフェクトが利用できるかどうかは、利用している Google Workspace エディションと管理ポリシーによって異なります。

◆ Google Google Meet で複数の動画エフェクトを組み合わせ、照明と音声を改善する

Google Meet で会議の主催者が全参加者に対して複数のタイルを固定可能に

Google Meet では、会議の主催者または共同主催者は、特定のタイルを 3 つまで全参加者に対して固定できるようになりました。

この機能は、ウェブ版とモバイル デバイス版の両方の Google Meet で利用が可能です。 Google Workspace を利用するすべてのユーザーが対象となっています。

◆ Google Meet で会議の主催者が全参加者に対して複数のタイルを固定できるように

Gmail でメールの登録解除が簡単に

Gmail では、ウェブでもモバイルでも不要なメールの登録解除をより簡単に行える新しい方法をリリースしました。

方法は次の通りです。

  1. ウェブのスレッドリストで、カーソルでの操作に登録解除ボタンを追加
  2. 登録解除ボタンをクリック

この手順で、あなたのメールアドレスをメーリング リストから外すように、 Gmail が送信者に HTTP リクエストまたはメールを送信します。

◆ Gmail でメールの登録解除をより簡単に
※Google Workspace アップデート ブログの週間まとめ より

【その他のアップデート情報】 Google Meet

モバイルデバイスで Google アカウントを使用せずにゲストとして会議に参加する
スマホなどのモバイルデバイスで Meet に参加する際、 Google アカウントにログインしなくても会議にゲスト参加できるようになりました。

Google Meet の字幕が新たに 31 の言語で利用可能に
Google Meet の字幕で、新たにノルウェー語、ハンガリー語など31言語が利用できるようになりました。

Google Meet でチャットメッセージを固定する
Google Meet で会議中に利用できるチャットで、画面上端にメッセージを固定できるようになりました。

【その他のアップデート情報】 Google Meet 機器

Google Meet Series One Board 65 デバイスや Desk 27 デバイスでホワイトボード アプリ Lucidspark の直接起動が可能に
Series One Board 65 デバイスと Desk 27 デバイスから、 Google Workspace のデジタル ホワイトボードアプリ Lucidspark を直接起動できるようになりました。

【その他のアップデート情報】 Google Chat

Google Chat のスペース作成機能の改善
Google Chat のスペース作成機能に 2 点の改善が加わりました。

  • Google Chat でスペース名が重複しないようにするため、同じスペース名がすでに存在する場合は、会社のドメイン内でスペースを作成することが不可能に
  • Chat で新しいスペースを作成する際のスペースの目的としてコラボレーションまたはお知らせを指定できるように

モバイル版の Google Chat でメッセージにスターを付ける
すでに Google Chat ウェブ 版でで導入されている、メッセージに [スター付き] のショートカットを追加できる機能が Android と iOS のモバイル デバイスでも利用可能になりました。

報告された Google Chat コンテンツを管理コンソールの新しいモデレーションツールで管理する
不適切なメッセージや組織のガイドラインに違反しているメッセージが報告された際、管理者によって管理コンソール上で該当のメッセージを削除する、スペース全体を削除するといった対応の上、報告を解決済みにすることができるようになりました。

【その他のアップデート情報】 Google ドキュメント

クライアントサイド暗号化を適用した Google ドキュメントでコメントとアクションアイテムを使用する
暗号化された Google ドキュメントでも、他のユーザーと共同編集を行い、コメントの追加、編集、返信、フィルタ、削除ができるようになりました。

【その他のアップデート情報】 管理

組織の Workspace データを任意の地理的場所にエクスポートできる 「ローカル データ ストレージ」 がベータ版で登場
Google Workspace の新機能 「ローカル データ ストレージ」 では、管理者は組織の Workspace データを任意の地理的場所にエクスポートすることが可能となりました。

【その他のアップデート情報】 Classroom

Google Classroom でクラステンプレートと授業を共有できる機能の一般提供を開始
クラステンプレートと授業を共有できる機能が、 Google Workspace for Education Plus を利用するユーザーにもに一般提供されることになりました。

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