サンメディカル株式会社
- 業種
- 医療関連業
- 規模
- 51人〜300人
- 導入内容
- rakumo ボード
rakumo ボードで社員の誰もが発信・閲覧できる「双方向コミュニケーション」を実現!
課題
- 事業拡大に合わせた全社的な双方向の情報共有システムの構築
決め手
- G Suite をベースに画像やグラフが挿入できる情報共有システムの提供
導入効果
- 「経営情報の見える化」で社員の誰もが最新の社内情報を把握
- 会社独自のコンテンツ企画で社内コミュニケーションを活性化
事業拡大に伴う全部署間のコミュニケーション強化のために、 rakumo ボードをご導入いただいています。企業の情報共有文化形成に rakumo ボードがどのように使われているのか、運営と編集委員会を担当されているお二人にお話を伺いました。
御社のご紹介をお願いします。
尾形 様(以下、敬称略):
弊社は1981年に三井化学株式会社(当時、三井石油化学工業株式会社)と、株式会社ニッシンの合弁により設立された企業です。もともとケミカルの分野で強みがあり、歯科医療にとても有用な材料を発見したことで、それを製品化(オルソマイト スーパーボンドなど)しました。これが弊社の技術の源泉となり、38年目に入った現在でも歯科医療向け接着剤では国内シェア1位を続けています。
全社的な双方向の情報共有システム構築を目指して rakumo ボードを導入
rakumo ボードをお使いとお聞きしましたが、どのような課題を解決するためにご検討いただいたのでしょう?
尾形:
以前、従業員が50名~60名の頃は、全員が顔見知りでお互いをよく知るような関係でした。事業拡大によって雇用を増やし、現在のように100名以上の規模になってくると、コミュニケーションが難しくなってきます。新しい人が入ってくるにつれ、会社の経営情報を的確に伝えたり、それを共有したりすることで行動に反映していく必要性を感じるようになりました。会社からの情報提供と社員からの情報発信、いわゆる双方向での情報共有のニーズが高まったのが導入を考えた理由です。
rakumo を知ったきっかけと導入時期をお教えください。
尾形:
弊社は G Suite™ を導入していたので、これをベースにして課題として感じていた情報共有と活性化につながるような、使い勝手が良くてスピーディーに情報共有ができるツールを探していました。そんな折、関係各所に相談しているときに、「rakumo ボード」を紹介してもらいました。すぐに気に入って、2014年の6月に導入しました。
導入の決め手は何でしたか?
尾形:
導入を検討していた時期はちょうどSNSが爆発的な広がりをみせていた時代です。個人的に使っている人もどんどん増えていき、それらと同じような感覚で画像やグラフを挿入できる。そういった使いやすさを最優先にしたところ、 rakumo ボードはまさにぴったりの機能が備わっているうえに、手軽に扱えるツールだったので導入を決意しました。
会社独自のコンテンツ企画で社内コミュニケーションを活性化
どのような情報を共有するのに rakumo ボードをお使いですか?
福島 様(以下、敬称略):
社長メッセージや、年度の予算、決算などを発信する「経営情報の見える化」。社長や部長といった経営層のプロフィールや趣味などを紹介したり、新入社員の紹介をしたり、現場スタッフのインタビューを発信する「社員の活性化」。また、こうした情報を手軽に早く伝えるという「情報のWeb化」の3本柱を中心に、 rakumo ボードでの情報共有を続けています。
どのようなコンテンツが人気ですか?
福島:
各部から編集委員を選出し編集委員会を設けて、そこで企画を考えたり、振り返りをしたりしています。一昨年から私も担当に加わったのですが、経営層の趣味や考え方を取り上げる「People File」という企画や、一人の社員が「趣味」や日頃の「思い」を発表して、次の社員を指名するという「プライベートバトン」という企画がとても人気です。
社員にインタビューして仕事や業務にあたる姿勢などを語ってもらう「教えてください先輩」という企画や、オピニオンリーダーでもある歯科医の先生方へのインタビューなどの新企画も掲載しています。編集委員会には社員のみなさんからの声がたくさん届くので、それらを参考にもっと情報共有が盛んになるような企画を考えたいですね。
情報共有には力を入れてらっしゃる印象ですね。
尾形:
私たちの会社は歯科材料の分野で、国内外の市場を相手に滋賀県守山市の本社から全て対応をしています。全社員がインプットからアウトプットまで一気通貫で共通認識を持ってスピーディーに仕事をする必要があるので、即時性を持ったコミュニケーションはとても大切だと考えています。
実は弊社の社員が使うパソコンの電源を立ち上げると最初の画面に表示されるのが rakumo ボードなのです。忙しい人もいますから、すべてを読んでいるかは分かりませんが、一応全員が記事を見てから仕事に入れるようにしています。
rakumo ボードを社員の誰もが発信・閲覧できる「双方向コミュニケーション」システムに
以前の課題は解決できましたか?
尾形:
記事の閲覧数などが分からないので正確ではありませんが、大勢の社員が「Good Job!」ボタンを押してくれるので、そこから類推すると社内の半数は盛んに使ってくれている印象があります。編集委員会へも意見がよく上がってきますので、4年掛かって少しずつ狙った方向に進んでいると思います。
ほかにも産休や育休で休んでいる人でも、自宅から rakumo ボードが見えるようにしています。休んでいる最中でも会社の最新の情報が分かるので、遠くに離れたような感覚もなく、安心できるという意見もあります。
まだ、社員が盛んにコメントを書き込む、というところには至っていないので「双方向コミュニケーション」という部分では課題がありますが、情報提供の部分での導入効果は確かに感じています。
今後のコミュニケーションのあり方や rakumo へのご要望はありますか?
福島:
rakumo ボードを活用して、もっと双方向のコミュニケーションが深まるようなコンテンツを作っていきたいですね。さらに多くの人が参加できるような仕組みを作りたいと思います。
尾形:
rakumo ボードに掲載する企画で、もっと個性を出して欲しいという声も多くあります。ボードのデザインをカスタマイズできると個性も伝わりやすくなると思うので、そういった機能があるとうれしいですね。
貴重なご意見ありがとうございます!本日はありがとうございました。
(取材時期:2018年6月)
事例で利用されている「便利な機能」
rakumo ボード
会社名:サンメディカル株式会社
代表者:鈴木 秀彦
資本金:1億円
従業員数:122名(2018年4月現在)
URL:http://www.sunmedical.co.jp/
業種:歯科材料その他医療用具の製造、販売及び輸出入
*掲載内容は取材時点のものです。