株式会社JTOWER
- 業種
- 情報・通信業
- 規模
- 51人〜300人
- 導入内容
- rakumo ワークフロー / rakumo ケイヒ / rakumo カレンダー
rakumo 製品間の連動でペーパーレス化を実現――すべての業務がクラウド化する未来に期待
課題
- Excel入力、紙にプリントして行っていた申請業務
決め手
- ワークフローと経費申請(ケイヒ)を連動して利用できる
導入効果
- 申請書類を減らし、ペーパーレス化を実現
- 管理側の経理業務負担が軽減
ワークフローはいわゆる一般的なものだけではなく、社内でも業務フロー管理等、多くの用途で使っています。経費連携も便利で、社員も管理側も圧倒的にラクになりました。
御社の事業について、まずご紹介をお願いします。
私達の会社は、建物内の携帯電波環境を整備するための「インフラシェアリング」ソリューションを提供しています。具体的にお話ししますと、一般に大型のショッピングモール・オフィスビル・ホテルなどでは、携帯電波環境整備のための対策を何もしないと、建物内が圏外になる、またはつながりづらくなってしまうケースがあります。
従来、携帯キャリア様各社は、電波環境を改善するため、専用の屋内基地局をビルの中に設置し、配線を引き、電波を良くしたい場所にアンテナを設置し……という対策を、個別に行っていました。
私達JTOWERは、「共用設備」を用いてこうした対策に必要なインフラを一本化し、コスト削減や設備の効率化等に寄与したい、というコンセプトから生まれた会社です。
現在、2020年の東京オリンピックが決まって次々に大型ビルの新築・建て替え計画が出てきていますので、おかげさまでとても良い追い風が吹いている状況です。
rakumo ワークフローと rakumo ケイヒの連動でペーパーレス化を実現
rakumoワークフロー・ケイヒ・カレンダーを導入されたきっかけはどのようなものでしたでしょうか。
ワークフローの導入を主軸にサービスを探していました。もともとワークフローの整備が喫緊の課題だったため、複数サービスを比較検討しているうちにrakumoに辿り着きました。
ワークフローが非常に使いやすかったことと、経費申請(ケイヒ)もワークフローと連動しており、便利そうだということで導入を決めました。
以前はExcelで入力、紙にプリントして判子をもらう形でしたが、いまではrakumoワークフローとケイヒが連携する形で申請書類を減らし、ペーパーレス化につなげることが出来ました。
また、管理側としては圧倒的に経理業務も楽になりました。
ワークフローは稟議申請や支払依頼等の一般的なものだけではなく、社内の配送手配フローの管理手段等にも使っています。私達のビジネスでは「不動産会社様」「各携帯キャリア様」「施工会社様」等、関わる会社が非常に多いため、多くの業務を出来るだけワークフロー上に組み込むようにしています。
rakumoに求める要望はございますでしょうか。
rakumoワークフローは社内でも多くの用途で使っていますので、検索機能や種別ごとソート機能といったあたりを強化してもらいたいですね。大量のワークフローを捌くにあたり、より効率的に申請や承認をカテゴリで分けて操作できればと思うことが多々あるので、ぜひ力を入れてほしいところです。
また、「申請者自身を承認者に加えられる」という機能も、是非追加してほしいですね。現状は申請毎に都度手動で承認者を設定しなければならないため、かなりの手間になっております。当社はかなりワークフローを使い込んでいると思いますので、こういった部分を改善して頂けるとますます業務効率化につながると思います。
次にケイヒのほうですが、こちらは申請画面で入力必須項目を選べるようにカスタマイズできると良いなと思います。例えば当社の使い方だと、必ず目的のところに領収書番号を入れるようルール化しているのですが、どうしても漏れてしまうこともあります。
[※rakumoによる追記:2016年12月のリリースより、ケイヒの必須項目設定が可能になりました!]
・費目ごとに内容・目的の入力必須設定・入力ヘルプテキストの設定が可能に
https://support.rakumo.com/rakumo-support/update-ga/11885/
ICTやクラウドの活用について、御社の今後の展望がありましたらお聞かせ下さい。
細かいところでいうと、rakumoカレンダーでお得意様や支店登録のようなことができればもっと使うと思います。今は行き先の住所をわざわざ打たなければいけないので、よく行く先をワンクリックで選べるようにしてほしいですね。そこに自動的に交通経路も全部入ってくるようになれば、出張の多い私達としては非常に便利になるなと感じます。
もっと先の未来でいうと、rakumoのような業務サービス・経費精算システムと、銀行・会計といった一連のシステムが全てクラウドで連携できるようになると、便利だなと思います。
お客様に対する支払いや社員の経費申請といった出納業務が全てクラウド上で完結されていて、さらにはワークフローで購買申請するとダイレクトにAmazonやAskulのようなECサイトと連携して購入できたり……といったイメージでしょうか。いわゆる管理部門の業務が全てクラウド化されていく、そんな未来が必ず来てくれるのではとrakumoをはじめとする会社には期待をかけています。
事例で利用されている「便利な機能」
rakumo ケイヒ
rakumo ワークフロー
会社名:株式会社JTOWER
代表者:代表取締役社長 田中 敦史
設立:2012年6月
資本金:13億円
事業内容:情報通信インフラの設計・構築、通信関係ソリューションの設計・開発
*掲載内容は取材時点のものです。