Google Workspace + rakumo で真の働き方 DX を
総務省が提唱している 「働き方改革とデジタル化」 によれば、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、米国やドイツに後れをとっていたデジタル化が、一部の分野で日本は上回ってきています。
また、 「IT 投資で解決したい経営課題」 の中で、働き方改革への取り組みに関する意識調査では、約8割が取り組み中の課題と回答しています。
実際に、どのようなIT投資が、働き方改革につながるDXなのかといえば、アンケートの項目によれば、次のようになります。
- 持ち運び可能な端末の支給
- 社外から社内にアクセスできる仕組み
- コミュニケーションツール
- グループウェアによる情報共有
- 遠隔会議システム
- オンライン商談ツール
- 電子決裁
- 勤怠管理ソリューション
- ICTによるヘルスケア管理
- RPAなど業務の自動化
これらの項目の中で、Google Workspace + rakumo によって実現できる働き方改革につながる DX は、次の5つになります。
- コミュニケーションツール
- グループウェアによる情報共有
- 遠隔会議システム
- 電子決裁(ワークフロー)
- 勤怠管理ソリューション
それでは、実際に個々の項目について、どのように Google Workspace + rakumo が効果を発揮するのか、各サービスを紹介していきましょう。
働き方改革に貢献する Google Workspace + rakumo のサービスとは
コミュニケーションツール
Google Workspace の Google Chat は、ビジネスで利用できるコミュニケーションツールです。LINE のように登録した相手とメッセージを交換できます。また、Google Chat の中にある 「スペース」 では、 Slack のように複数の相手とコラボレーションできるチャットルームを作成できます。
つまり、 Google Workspace の Google Chat を活用すれば、複数のビジネスチャットやコラボレーションツールを契約しなくても、社内外の相手とオンラインで効率のよいコミュニケーションとコラボレーションを実現できるのです。
グループウェアによる情報共有
会議や打ち合わせの予定の調整や、社内通達やプロジェクトの情報共有などにグループウェアが活用されてきました。Google Workspace では、Google カレンダーによるオンラインでのスケジュール管理や Google サイトによるウェブサイト作成など、グループウェアとしてのサービスを提供しています。また、Google カレンダーに rakumo カレンダーを組み合わせて活用すると、組織やチームでのカレンダー共有が、より効率よくなります。rakumo カレンダーは、Google カレンダーに登録されているデータを使いやすく表示します。
さらに、rakumo ボードを活用すると、 「社内掲示板」 「ポータル」 「社内報」 による情報発信や情報共有も簡単に実現できます。
遠隔会議システム
Google Workspace には、Google Meet というビデオ会議ツールが用意されています。Google Meet は、Google カレンダーと連動して、会議の予定をカレンダーに登録できます。また、rakumo カレンダーを利用すれば、組織やチームの予定を効率よく閲覧して、空き時間を手早く検索し、Google Meet によるオンライン会議を登録できます。
電子決裁(ワークフロー)
働き方 DX の中でも、特に注目されているのが、稟議書と印鑑に頼っていた社内での申請や承認などの決裁業務のデジタル化です。Google Workspace には、電子決裁に関連する機能はありません。しかし、rakumo ワークフローを組み合わせることで、Google Workspace と連携する 「クラウド型ワークフローシステム」 を実現できます。直感的に利用できる rakumo ワークフローは、申請や承認までの業務フローを短期間でデジタル化します。また、rakumo ケイヒと一緒に使うと経費申請まで DX を推進できます。
さらに、rakumo ワークフローと連携できる 「クラウドサイン」 などのサービスを活用すれば、電子契約なども実現できます。
勤怠管理ソリューション
Google Workspace と rakumo キンタイを組み合わせて活用すると、勤怠管理の DX を実現できます。rakumo キンタイは、PC(Web)・モバイルでの社外からの打刻や、IC カードによる打刻など、様々な打刻方法に対応しているので、自由な打刻方法を組み合わせて、社員の柔軟な働き方をサポートします。また、全社員の勤怠状況は、自動的に集計されるので、見やすい画面で的確に把握できます。
ちなみに、 「持ち運び可能な端末の支給」 や 「RPAなど業務の自動化」 に関しては、機器の購入とか、RPAツールの導入といった具体的な対策が求められますが、 「社外から社内にアクセスできる仕組み」 については、すべてのサービスがクラウドで提供される Google Workspace + rakumo を100%業務で活用するようになれば、VPN(仮想プライベートネットワーク)などの利用が不要になります。さらに、 「ICTによるヘルスケア管理」 についても、rakumo キンタイの 「ダッシュボード」 を活用すると、実労働時間・時間外労働が多い人や、休暇の取得が少ない人を可視化できるので、結果的に自社の勤務状況のヘルスチェックにつながります。
このように、Google Workspace + rakumo の組み合わせは、真の働き方DXを実現してくれるのです。