グループウェア
公開 2026.01.08

「サイボウズのまま」 か 「刷新」 か? パッケージ版終了に伴う移行 ・ 乗り換えと製品比較のポイント

「2027年のサポート終了まで、まだ時間はある」 そう思っていませんか?
しかし、グループウェアの移行 ・ 乗り換えは、社内調整やデータ移行を含めると1年以上のプロジェクトになることも珍しくありません。特に長年サイボウズ製品 (Office 10 / Garoon) に親しんできた企業にとって、現場が納得する移行先選びは難航しがちです。

本記事では、サポート終了のスケジュールを再確認しつつ、 「現状維持」 か 「刷新」 かを決める判断基準と、代表的な3つの移行先 (サイボウズ クラウド版 ・ Microsoft ・ Google) の比較を解説します。

パッケージ版サイボウズの終了期限と注意点

まずは、現在発表されているスケジュールを改めて整理し、いつ動き出すべきかを確認しましょう。

システム移行は、単にデータを移すだけの作業ではありません。社内決裁や予算取り、関係部署との調整といった 「技術以外の時間」 も多く必要となるため、余裕を持った計画がカギとなります。

Office 10 : 2027年9月末終了。
契約期間による 「サポート切れ」 に注意

日程 内容
2026年9月30日(水) 販売を終了するライセンス
  • 継続サービスライセンス(1年)
  • 再契約サービスライセンス(1年)
  • ユーザー数追加ライセンス
  • プレミアムアップグレード
2027年9月30日(木) Windows版サポート終了
Windows版データ移行ツールは2027年12月31日(金)提供終了

引用 : https://office.cybozu.co.jp/on-premise_close/

中小規模向けグループウェア 「サイボウズ Office 10」 のパッケージ版は、2027年9月30日をもって全てのサポートを終了します。

ただし、ご注意いただきたいのが、終了は一斉ではなく、2027年1月30日より順次サポートが終了していくという点です。そのため、お客様のご契約状況 (ライセンス有効期限) によっては、9月末の最終期限を待たずにサポートが終了してしまう場合があります。

意図せず 「サポート切れ」 の状態になり、セキュリティリスクに晒されることを防ぐためにも、念のためお手元の契約期間や更新のタイミングを一度ご確認いただくことをおすすめします。

サポート終了後は、不具合の修正やセキュリティパッチの提供が行われなくなります。企業の大切な情報を守るためにも、期限内での移行完了が必須となります。

「2027年9月まである」 と油断していると、2027年1月30日からの順次終了のタイミングで間に合わなくなるリスクがあります。 製品選定やデータ移行のリハーサルには想定以上の時間がかかるものです。直前になって慌てることのないよう、 「まだ先」 と考えず、なるべく早い段階から移行 ・ 乗り換え先の検討を始めておくと安心です。

Garoon : 販売終了と大規模移行のリスク

中堅 ・ 大規模向けグループウェア 「Garoon」 のパッケージ版についても、 Office 10 と同様に製品ラインナップの縮小が進んでいます。

特に、現在多くの企業で利用されている 「Garoon 5」 バージョンは、2027年秋にサポートを終了します。 最新版 (Garoon 6) へバージョンアップすることで利用期間を延ばす選択肢もありますが、それも将来的な終了 (2033年1月) が決定しているため、いずれにせよ 「クラウドへの移行」 は避けられない課題と言えます。

また、 Garoon をご利用の企業様で特に注意したいのが、大規模組織ならではの 「移行の複雑さ」 です。 Office 10 に比べ、他システムとの連携や、独自のカスタマイズを行っているケースが多く、移行の影響範囲を調査するだけで数ヶ月を要することも珍しくありません。

「現状調査を始めたら、想定外の連携が見つかった」 とならないよう、まずは 「Garoon と何がつながっているか」 の棚卸しだけでも、早めに着手しておくことがリスク回避の第一歩です。

移行 ・ 乗り換えプロジェクトを円滑に進める
「検討プロセス」

システム移行となると、つい 「どの製品にするか?」 という比較検討から入ってしまいがちです。しかし、自社の現状を整理しないまま新しいツールを導入すると、 「必要な機能が足りなかった」 「不要なデータ移行にコストをかけてしまった」 といった後悔につながりかねません。

後のトラブルや手戻りを防ぐために、本格的な製品選定の前に踏んでおきたい検討プロセスを、以下の4段階に分けて整理しました。

ステップ1 : 現状維持か刷新か、移行方針の策定

具体的な機能やデータの整理に入る前に、まずはプロジェクトの 「大方針」 を固めることが、最も重要なスタートラインです。 ここが曖昧なままだと、後の製品選定で「機能は豊富だが使いにくい」 「安いが現場に合わない」 といった迷走を招く原因になります。

大きく分けて、以下のどちらを優先するか、経営層や現場のキーマンと目線を合わせておく必要があります。

現状維持
「今の使い勝手を変えないこと」 を最優先にする方針です。現場の教育コストや混乱を最小限に抑えられますが、古い業務フローもそのまま引き継ぐため、業務効率化のチャンスを逃す可能性があります。

刷新
「働き方そのものを新しくすること」 を目的とする方針です。クラウドならではの機能 (Web会議連携や同時編集など) で生産性向上を目指しますが、操作性の変化に伴う社内教育や、ルールの見直しが必要になります。

どちらが正解というわけではありません。自社の文化や課題に合わせて、 「何のために移行するのか」 という軸を最初に定めておくことが成功の秘訣です。

ステップ2 : 利用機能とデータの棚卸し

方針が決まったら、次は具体的な 「持ち物」 の確認です。 長年運用しているシステムには、どうしても 「今は使われていない機能」「保存されているだけの古いデータ」 が蓄積されているものです。

これらをすべて、そのまま新システムへ移行しようとするのは、コストと時間の無駄になりかねません。コストを抑えスムーズに進めるために、まずは以下の視点で 「棚卸し」 から整理してみるのがおすすめです。

  • 「移行するデータ」 と 「保管するデータ」 を分ける
    掲示板やスケジュールのデータは 「直近1年分のみ移行」 し、それ以前のものは CSV で書き出して保管 (アーカイブ) する。これだけで移行作業の負荷や、新システムの容量コストを大幅に抑えられます。
  • 利用頻度の低い機能は移行対象から外す
    「以前は必須だと思っていた機能が、実はほとんど使われていなかった」 というケースも珍しくありません。ログなどを確認して機能を絞り込むことで、次のシステム選びの選択肢を広げることができます。

ただし、ログだけでは見えない 「現場独自の活用ルール」 があるかもしれません。後々のトラブルを防ぐためにも、整理した内容を各部門の代表者にも確認してもらい、必要なデータに抜け漏れがないかチェックしておくと安心です。

ステップ3 : 限定範囲でのテスト運用

方針が決まり、次のセクションで紹介するような有力な候補がいくつか挙がったら、カタログスペックだけで判断せずに必ずテスト運用 (PoC) を行いましょう。

PoC とは、本格導入の前に 「本当に業務で使えるか」 「期待した効果が出るか」 を、実際の業務環境で検証するプロセスのことです。

その際、いきなり全社で導入するのではなく、まずは IT 部門や特定のプロジェクトチームなど、範囲を限定して検証することをおすすめします。

  • マニュアルなしでも直感的に操作できるか
  • 既存のワークフロー (申請経路) は再現できるか
  • スマートフォンでの表示崩れはないか……等

このように、実際の利用シーンに近い環境でテストを行うことで、カタログスペックでは見えなかった 「現場の課題」 を洗い出すことができます。ここで小さな失敗や不満を見つけ、事前に対策を打っておくことが、本番移行を成功させるための重要な鍵となります。

ステップ4 : 現場への周知とルール作成

ツールが変われば、当然ながら操作方法も変わります。現場の混乱を最小限に抑えるためには、丁寧な 「周知」 と 「ルール作り」 が欠かせません。

まずは、マニュアルの整備や説明会の実施計画です。最近では、分厚いマニュアルを配るよりも、主要な操作だけをまとめた簡易ガイドや動画、 Q&A サイトなどを用意する方が、現場に受け入れられやすい傾向にあります。

また、特に重要なのが 「運用とセキュリティのルール」 を明確にすることです。クラウドツールは便利な反面、設定次第では社外へ簡単に情報を共有できてしまうリスクもあります。

共有範囲の制限
「社外秘」 のファイルはどのフォルダで管理するか、外部共有を許可するか

デバイスの管理
私用のスマートフォンや自宅 PC からのアクセスを許可するか

ツールの使い分け
「急ぎの連絡はチャット」 「全社通達はポータル」 といった情報の棲み分け

このように、 「やっていいこと ・ ダメなこと」 を事前にガイドラインとして定めておくことで、社員も迷わず、かつ安全に新しい環境を活用できるようになります。

移行 ・ 乗り換え先となる3つの製品比較

検討プロセスのステップ1・2で、移行の方針や現状の棚卸しが完了したら、いよいよ候補となる製品をピックアップするフェーズに入ります。

市場には数多くのグループウェアがありますが、大切なのは 「どの製品が優れているか」 ではなく、 「どの製品が、自社の『叶えたい働き方』に合っているか」 という視点です。

ここでは、 「現状維持」「業務刷新」 のどちらを重視するかという軸に基づき、多くの企業が比較検討される代表的な3つの製品をご紹介します。

特徴 サイボウズ
クラウド版
Microsoft 365 Google Workspace + rakumo
向いている企業 今の使い勝手を最優先したい Excel/Teams中心の業務フロー 業務効率化・AI活用を推進したい
操作性 現状に近い Office製品準拠 シンプル + 日本的使い勝手(rakumo)
将来性・拡張性 安定志向 高い(Copilot等) 非常に高い(Gemini等)
移行のハードル 中(rakumoで低減可能)

スムーズな移行なら 「サイボウズ クラウド版」

Office 10 をご利用の中小規模の企業様 (5名〜300名までの方) で、 「現場の教育コストを極力抑えたい」 「慣れた業務フローを大きく変えたくない」 という場合は、サイボウズ社のクラウド版が最も有力な候補となります。この選択肢は、 「まずは、現在のシステムに近い形でクラウド化すること」 を優先する企業に適しています。

主なメリットと特徴

  • 使い慣れた操作感
    画面構成や機能名がパッケージ版と近いため、新しいシステムへの心理的な抵抗を抑えられます。
  • 簡単なデータ移行
    専用の 「データ移行ツール」 が用意されており、データや設定をそのまま引き継ぐことができます 。
  • 管理負荷の削減と kintone 連携
    サーバー管理やバックアップが不要になり、担当者の工数を削減できます。 また、 kintone を利用中の場合は、アカウント管理の統一や一度のログインで両方使えるなど、同一基盤ならではの連携メリットも得られます。

注意点 : 大規模なデータ容量 (500GB超) や登録ユーザー数を抱える場合は、専用の移行ツールが利用できません。 その場合、あらかじめ不要なデータを削除して移行データをスリム化するなどの自社での対策が必要となります。自社での対応が困難な場合は、ご購入元やパートナー (販売店) へ移行作業の委託や相談が必要となりますので、事前にデータ量とユーザー数の確認をおすすめします。

Office 製品との統一なら 「Microsoft 365」

日々の業務において、 Excel や Word 、 Teams といった Microsoft 製品をメインで利用されている企業様にとって、グループウェアも 「Microsoft 365」 に統一することで、運用 ・ 管理面で大きなメリットが得られます。

主なメリットと特徴

  • 高い親和性と一元管理
    ライセンスやアカウントの管理をすべて Microsoft 製品で統一できるため、管理者にとっては運用負荷が軽減されます。また、 Office アプリとの連携は非常にスムーズです。
  • 強力なコラボレーション
    Teams を軸としたコミュニケーション機能は強力で、 Web 会議やチャットを日常的に利用している組織では、スムーズに移行できます。

未来と安心の実現なら 「Google Workspace + rakumo」

単なるツールの置き換えではなく、 「Gemini (AI) による業務の自動化」 という未来への投資と、 「rakumo による日本型組織への対応 (組織カレンダー ・ 稟議 等)」 という現場の安心感。この2つを同時に叶えられるのが、この組み合わせの最大の強みです。

Google Workspace の主なメリット

  • リアルタイムコラボレーションとAI活用
    Google ドキュメントやスプレッドシートを使った同時編集機能に加え、 Gemini などの AI 機能が日常業務の効率化に貢献します。
  • シンプルさと検索性
    UI / UX が直感的でシンプルなため、ユーザーの習熟が早く、必要な情報にすぐにたどり着ける検索性の高さが特徴です。
  • クラウドネイティブの設計
    デバイスや OS に依存せずブラウザベースで動作するため、柔軟な働き方をサポートします。

rakumo がプラスする 「組織にフィットする使いやすさ」

Google Workspace はシンプルで革新的な反面、サイボウズ製品で慣れ親しんだ 「きめ細やかな使い勝手」 が標準では不足する場合があります。

そこで rakumo を組み合わせることで、日本企業特有の組織的な使いやすさを補完し、導入時の現場の抵抗感を最小限に抑えることが可能です。

この組み合わせは、 AI とリアルタイム共同編集による業務スピードの向上と、 rakumo による使いやすさ ・ 安心感を両立させたい企業に、自信を持っておすすめできる選択肢です。

「せっかく移行するなら、もっと業務が効率化されるシステムにしたい。でも、現場を混乱させたくない」 そんな担当者様の悩みを具体的にどう解決するのか、次のセクションで詳しく見ていきましょう。

パッケージ版サイボウズ サポート終了を機に考える、 「未来の働き方」 と Google Workspace

パッケージ版サイボウズ サポート終了にともない、 Google Workspace への移行を検討する企業が増えています。 その際、多くの方が悩まれるポイントが、 「AI活用による『業務の効率化』」 と、 「慣れ親しんだサイボウズの『使い勝手』」 のバランスではないでしょうか。

「最新の技術を取り入れて生産性を上げたい」 という期待の一方で、 「現場が混乱しないか」 「使いにくいと反発されないか」 という不安。一見、両立が難しそうに思えるこの2つですが、決してどちらかを諦めなければならないというわけではありません。

本セクションでは、 Google Workspace が切り拓く 「未来の働き方」 の可能性と、それを現場に無理なく定着させるための具体的な解決策について解説します。

Geminiなど 「最新AI」 による効率化への期待

Google Workspace への移行で得られる最大のメリットは、生成AI 「Gemini(ジェミニ)」 が、日々の業務プロセスそのものを 「高速化」 してくれる点にあります。

毎日発生する事務作業や、情報整理にかかっていた時間を、 AI が劇的に短縮します。

例 : メール対応の高速化
Gmail 上で、 AI が返信文の 「下書き」 を瞬時に作成します。ゼロから文面を考える時間や、丁寧な言い回しに悩む時間を大幅に削減し、判断と送信ボタンを押すだけの業務へと変えます。

例 : 会議の 「キャッチアップ」 を自動化
Web会議 (Google Meet) に参加できなくても、録画を見る必要はありません。 AI が会話の内容から 「決定事項」 と 「ネクストアクション」 だけを要約するため、情報共有のスピードが格段に上がります。

これにより、スタッフはルーティンワークや情報検索から解放され、お客様との対話や新しい企画といった 「人にしかできない付加価値の高い仕事」 に集中できるようになるのです。

システム移行には労力が伴いますが、 Google Workspace はバージョンアップや AI の組み込みが自動で行われるため、将来、新しい技術に対応するたびに、サーバー側の大規模な改修や入れ替え作業に追われる心配がなくなります。

標準機能で直面する 「カレンダー ・ ワークフロー」 の不足

AI による未来への期待が高まる一方で、いざ移行を具体的に検討し始めると、多くの日本企業が 「標準機能のギャップ」 という壁に直面します。

Google Workspace は、個人やプロジェクト単位での動きには最適化されていますが、日本企業が長年培ってきた 「組織としての動き」 を支える機能が、標準では不足しているのが現実です。

  • カレンダーの視認性
    サイボウズ製品のように 「営業部の予定を一覧で並べて、空いている人を探す」 といった組織階層型の表示が標準ではありません。
  • 情報集約(ポータル)
    「出社したらまずここを見る」 という、掲示板やスケジュールが集約されたトップ画面がなく、情報がアプリごとに分散してしまいます。
  • ワークフロー (稟議) の機能差
    Google の標準機能は、あくまで 「文書」 に対して手動で承認者を指定するシンプルな仕組みです。サイボウズ製品で利用していた 「金額などの条件で承認ルートを自動で変える」 機能や、 「専用の申請フォーム」 を作る機能がないため、今の運用をそのまま移行することは困難です。

「AI で業務を効率化しようとして導入したのに、日程調整や申請業務に手間取り、かえって組織全体の効率が落ちてしまった」

このような矛盾は、決して珍しい話ではありません。現場の混乱を避けるためには、この 「不足」 をどう埋めるかが最大の鍵となります。

不足を補い、移行も支援する 「rakumo」 の活用

Google Workspace の 「スピード感のある働き方」 を取り入れたいが、現場の混乱は避けたい。 そのような課題に対し、 Google Workspace の機能を拡張し、日本企業になじむ使いやすさをプラスするのが 「rakumo (ラクモ)」 シリーズです。

rakumo は、 Google Workspace と連携して動作するクラウドツールです。 「カレンダー」 や 「ワークフロー」 など、 Google Workspace の標準機能だけではカバーしきれない部分をピンポイントで補完することで、システム移行による現場の負荷を下げることができます。

カレンダー : 組織図から探せる、見やすい一覧表示

rakumo カレンダーイメージ

Google カレンダーと同期し、予定を 「部署ごと ・ 役職ごと」 のツリー構造で見やすく表示します。

標準の Google カレンダーでは難しい、メンバーの予定を横並びにした 「一覧表示」 が可能です。空き状況が一目で把握できるため、直感的に日程調整が行えるようになります。さらに、会議室や設備の空き状況も同じ画面で確認できるため、人探しと場所探しを行ったり来たりするストレスもなくなります。

ポータル : 社内情報への 「入り口」 を迷わせない

ポータルサイトイメージ

Google サイトと rakumo を組み合わせることで、社内情報を一箇所に集約した 「使いやすいポータルサイト」 を簡単に作成できます。

rakumo ボード (掲示板) や rakumo カレンダーなどの機能は、ガジェット (部品) として Google サイト上に自由に配置できます。これにより、 「社内のお知らせ、今日の予定、よく使うリンク集」 などを一画面にまとめることが可能になり、 「出社したらまずここを見る」 という明確な入り口を作ることで、重要な情報の見落としを防ぎます。

ワークフロー : 今の 「承認ルール」 をそのまま移行

rakumo ワークフローイメージ

「金額によって決裁者を変える」 「複数人で合議・回覧する」 。日本企業特有の承認プロセスを、 Google Workspace 環境でも、 rakumo ならそのまま再現できます。承認ルートの条件分岐もノーコードで設定できるため、 「誰が承認するか」 という重要な社内ルールを変更することなく、スムーズに移行できます。

さらに、移行時の最大のハードルである 「申請書フォームの作成」 を、 AI が強力に支援します。 現在お使いの紙や PDF の申請書を読み込ませるだけで、 AI が申請フォームの下書きを自動生成します。手書きのメモやホワイトボードの写真からでも作成できるため、膨大な数の申請書を一から手作業で作り直す必要がなくなり、担当者様の負荷を大幅に軽減します。

生成AI機能 申請書ひな型の作成支援機能イメージ

まとめ : 2027年に向けた、段階的な検討と情報収集

パッケージ版サイボウズのサポート終了は、システム担当者様にとって大きな負担であることは間違いありません。 しかし同時に、長年固定化していた 「社内の情報共有環境」 を、より良くアップデートする絶好の機会でもあります。

期限から逆算した移行 ・ 乗り換え計画の立案

2027年9月の最終期限だけでなく、2027年1月30日から始まる 「順次サポート終了」 のリスクも考慮し、余裕を持ったスケジュールを引きましょう。

システム移行には、予期せぬトラブルや社内調整がつきものです。 「まだ時間がある」 と思っていても、現状調査から製品選定、データ移行リハーサルと進めていくと、あっという間に期限が迫ってきます。

「現状調査」 「製品選定」 「データ移行」 といった各フェーズにどれくらいの期間が必要か。まずはこれらを洗い出し、最終デッドラインから逆算して十分な予備期間を持たせておくことが、円滑な移行を実現する上で欠かせないポイントです。

最後に : AI の 「未来」 と現場の 「安心」 を両立させるために

移行検討において、多くの担当者様が直面するのが 「最新の AI やクラウド機能で会社を変えたい (経営層 ・ IT部門) 」 という想いと、 「使い方が変わると仕事にならない (現場) 」 という抵抗の板挟みです。

Google Workspace は魅力的ですが、そのまま導入するだけでは現場の混乱を招く可能性があります。 そこで私たちが提案したいのが、 「Google Workspace の先進性」 と 「サイボウズのような使いやすさ」 のいいとこ取りをする方法です。

「具体的に画面を見てみたい」 「自社の申請書がどう再現できるか知りたい」 という方のために、実際のデモ画面をご覧いただける Webセミナーをご用意しました。

2027年はまだ先と思わず、まずは 「どんな選択肢があるのか」 を知ることから始めてみませんか?

■ 【1月20日・27日開催】サイボウズ パッケージ版からの移行計画セミナーのお知らせ

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